パパだって頑張る。

2児のパパの子育て日記

MENU

3歳の息子がスイミング体験教室で泣かずにやり遂げられた理由

もときちでございます。

 

今日は今年1番の暑さになると朝のニュースで言っていました。

つい先日もそんなことを言っていたような気がします。

今年の夏はどこまで暑くなるのでしょうか。

 

この土日はスイミングの体験教室に行ってきました。

3歳になりたての息子はどうだったのか、他の子の様子はどうだったのか

これから習い事を考えている方の参考になればと思います。

 

 

スイミング体験教室に行きました

上で書いたとおり、この土日にスイミングの体験教室に行ってきました。

  • 2日間、それぞれ1時間
  • 着替え後から終了まで親から離れて練習

この親から離れて、というところがポイントです。

3歳になってまだ1週間くらいしか経っていない息子にできるのか?という思いがあったのですが、最終的には無料だしやってみるか!ということになりました。

そもそも習い事は必要なのか?

正直3歳になったばかりの息子に習い事は必ずしも必要であるとは思いません。

しかし、体を動かす習い事で、本人が楽しめそうならやってもいいかも、との思いで体験だけでもしてみることにしました。

 

僕自身、習い事の経験といったら、小学生の頃にあまりにも下手な字を見かねた親に通わされた習字教室くらいでした。

水泳には通わせようとしたことがあるらしいのですが(僕は全く覚えていません。)、全然続かずにすぐにやめたそうです。

 

僕はやりたくもないものをやらされるのが大嫌いで、学校以外で決まった時間に決まった事をやるなんて耐えられない!という性格です。週1回の習字教室すら苦痛でした。

 

個人的な意見としては、「親がやらせたいだけの習い事に意味はない。」ということです。

 

一方、妻はどうだったかというと、たくさん習い事をしていたそうです。

ピアノにはじまり、水泳、絵画、茶道などなど、どこのお嬢様ですか?というくらい習い事経験があるそうです。

妻はどちらかというと習い事賛成派のようです。合わずにやめたものもあるそうですが、通っているうちに好きになるものもあるということで、習い事自体に悪感情はないようです。

 

ということで僕と妻とで意見がだいぶ異なりますので、色々話をして妥協点を探った結果、息子の口から「やりたい」と言ったものであれば習い事として通わせてみよう、ということになりました。

 

習い事自体には意味はあると思います。しかし、本人に通う意志がないのであればせっかく習ったことを自分のものにすることなどできないと思います。

なので、まだ3歳とはいえ、息子の意見をしっかり聞こう、ということになりました。

 

体験教室の内容

3歳から入れるクラスの体験をしました。

内容としては、年齢や経験などに応じてグループ分けし、年齢が低く、経験のない子は

  • 泣かずにプールに入れるか
  • 水中歩行ができるか
  • 水に顔を付けられるか
  • もぐれるか

こういった点を見ながら息子の現在のレベル(級)を判定する、というものでした。

やったことがないと、水に顔を付けることも難しいですよね。

 

事前にどこまでできるようになりたいか、というアンケートがあったので、水に顔を付けられるようになりたい、という意見を書いておきました。

 

ローカールームで水着に着替えた後は、親から離れることになります。

ここが第1にして最大の関門です。

初めて来る場所で親から離されて泣かずにいられるか?という心配です。

親は別室の窓にはりついて我が子を見守ります。

 

息子の様子

そんな僕たちの心配をよそに、息子はケロッとした顔をしてプールサイドにとことこ歩いてきました。

 

これだけで僕と妻は感動です。

妻は最初、僕が一緒に行くと「パパがいいパパがいい!」となると思うから後からこっそり来たら?とまで言っていたのです。それがあんなに堂々と入ってくるとは。

 

その後もちょっと緊張した表情のときもありましたが、プールサイドからプールへの移動、コーチの話を聞いて言われたとおりの動きをする、といったことがひととおりできていました。

途中集中力が切れて話を聞いていなさそうな時間帯もありましたが、同じグループの子がやり始めると慌てて真似ていたので、まあこれもオッケーということなのかな、と。

 

2日目も泣いたりすることなく無事に終了しました。

目標であった水に顔を付けることも一応(僕としてはかなり微妙ですが)できるようになりました、という修了証ももらいました。

 

本人も楽しくできたようでした。

他の子の様子

息子の様子を見守るかたわら、息子と同じくらいの他の子はどうなんだろう?と思って見ていました。

 

終始泣き叫ぶ子、プールサイドには来れるが頑なに水に入ろうとしない子、コーチにしがみついて離れない子、そもそもロッカールームで親から離れられない子もいたようです。

実は息子もこの辺の反応をするんじゃないかと思っていたんです。最悪何もできずに2日間終わる可能性が高いと思っていました。

それでも体験教室に来たのは無料の言葉に踊らされたからです。

 

泣かずにプールに行けるか、という点もコーチが見る内容になっていたので、小さい子にはやはり泣いてしまう子が多いんだと思います。

 

息子のように楽しそうに取り組んでいる子ももちろんいました。

 

なぜ息子は泣かずに楽しめたのか考えてみました

 

なぜ息子は泣かずに堂々としていられたのでしょうか?

 

息子が他の子よりも泣かない、とは思っていません。

家では最近は気に食わないことがあるとしょっちゅう泣いています。

 

ちなみに僕は小さい頃は親から離れるとすぐに泣いていたそうです。

よく泣くので幼稚園でも先生に心配されていたそうです笑。

 

息子の育ってきた環境や僕の子供時代との比較などから思ったことを書いてみます。

 

  1. 保育園に通っている
  2. ママ離れがいい具合にできている
  3. パパママ以外の人と接する機会が多い
  4. パパママがいないお出かけに行った経験が多い
  5. 単純に水遊びが好き

 

この5つが思い浮かびました。

上でも書きましたが、ポイントは「親から離れる」ことができるのかどうかだと思いました。

 

1.保育園に通っている

これはまず考えた理由です。

親から離れている時間が毎日あるので、通っていない子に比べれば親がいない場面でも泣かずにいられる可能性が高くなります。

 

しかしこれだけでは不十分に思います。

実際に泣いていた子の中には保育園に通っている子が多かったように思います(スタッフと話しているのが聞こえてきました。)。

 

確かに保育園は親から離れる時間がありますが、何年も通っていると保育園にいる先生たちのことを子供も覚えますので、知っている人が常にいる状況になります。

 

そう考えると、保育園に通っているだけでは今回のような場合に1人で行動を取れなくなる可能性が高そうです。

 

2.ママ離れがいい具合にできている

3歳くらいの子供はママ大好きな子が多いと思います。

何かにつけてママがいないとダメな子はたくさんいるでしょう。

 

そんな中うちの息子は、どちらかというとパパっ子です。

 

ご飯を食べるときも、遊ぶときも、パパじゃないといやっ!と言うことがとても多いです。

そうなった原因は以前に記事にしました。

 

www.papamattari.com

 

1歳の頃からパパっ子でした。

しかし一方で、パパがいなければいないで大丈夫という一風変わった息子です。

 

ママがパパに変わっただけで一緒じゃないかと思うかもしれませんが、僕に対する息子は、ママに対する子供の接し方と少し違う印象があります。

 

同性同士というのが大きいのではないかと思いますが、息子は僕に甘えつつも大人ぶりたいというか、自分を大きく見せたがっているように感じます。

 

そんないい意味で親離れができていることが、親から離れてもケロッとしていた理由の1つかもしれません。

 

3.パパママ以外の人と接する機会が多い

これは間違いなく僕の子供時代にはなかったことです。

 

僕の妻は友達がとても多く、息子を連れて友達に会いにしょっちゅう行っています。

そこでたくさんの妻の友人や同年代の子供と会うことになります。

また、妻のお母さんの友人(とその孫)と会いに連れ出されることも多いです。

0歳の頃から頻繁に行っているので、息子にとっては、知らない大人や知らない子供に会うのは慣れっこになっているのかもしれません。

 

子供が小さいときはパパママが中心の生活で、それ以外の人と接する機会はあまりないものだ、と僕は思っていました。

 

しかし妻や義母はそうは考えていないようで、むしろ積極的に色々な人に会わせているように感じます。

 

これが実際に功を奏したように感じます。

 

4.パパママがいないお出かけに行った経験が多い

たびたび話題にしますが、息子や娘が体調を崩しているとき、義母が子供の面倒をみてくれることが多いです。

そして、面倒を見てくれるだけでなく、積極的に外に連れ出してくれます。

子供が元気なときは、僕や妻がいなくても子供を連れて遊びに行ったりしてくれるのです。

 

朝から夕方まで義母と息子の2人でディズニーランドに行ったことも1度や2度ではありません。

 

我が家では、義母なくして子育てはできなかったというくらい義母にはお世話になっていますが、ここまでアクティブなおばあちゃんをもった息子は本当に幸せだと思います。

 

義母とは同居しているわけではありません。

一緒には住んではいない家族とパパママがいないお出かけに行った経験が多いというのも息子の特徴です。

 

5.単純に水遊びが好き

当たり前といえば当たり前なのですが、好きかどうかはとても重要です。

息子は水遊びが大好きです。

 

最近は毎朝「今日保育園でプールやるよね?」と聞いてくるくらい好きです。

 

暑くなってからは、休日も水遊びができる場所に行くことが多いです。

 

体験教室では今までの水遊びと違い、初めてみる大きなプールでしたが、息子にとっては水遊びの延長、というくらいの認識だったのかもしれません。

 

まとめ

息子も楽しめたようなので、満足でした。

僕と妻にとっても、パパママがいない時の息子の様子を見るいい機会になりました。

 

今回の体験教室を見て、親が完全に見えない状況になる習い事を3歳くらいの子が始めることのハードルの高さを改めて実感しました。

 

ただ一方で、これを続けることができれば子供の自立心も育つのではないかとも思いました。

親にべったりなことをどうにかしたい、と思ったら、こういった習い事を始めてみるのもいいかもしれませんね。子供をどうやる気にさせるかを考える必要はありますが。

 

また、息子が思ったよりしっかりしてことは、それはそれで驚きました。

他の子にはないアドバンテージということで、もっと積極的に外に出してもいいかもしれません。

 

ちなみに我が家では息子と協議した結果、入会することにしました。

とりあえずは夏の間通ってみて、その後続けるかはそのときの息子の意見をまた聞く、という感じに2,3か月ごとにどうするか決めたいと思います。

 

習い事の第一歩として体験教室に行ったお話でした。