【なぜそうなる?】いまだに学校のエアコン不要説を唱える人がいる?
もときちでございます。
昨日は記録的な暑さになりましたね。都内でも40℃を超えた場所があったとか。
我が家のお風呂は39℃に設定されていますので、風呂より暑い・・・。
さて今日は気になったニュースについて少し。
僕の個人的な意見が多分に含まれていますのでご注意を。
「学校にエアコンは不要」が根強い?
暑い夏、いまやエアコンは一家に一台を超え、一室に一台が当たり前の時代です。
そんな時代に、「学校にエアコンは不要」といまだに言っている人がいる、というニュースを見ました。
僕はこの手の考え方が大嫌いなので色々言いたいことが出てきてしまいます。
彼らの言い分
なぜ学校にエアコンが不要だと言っているのか要約すると↓
- 子供のうちからエアコン漬けでは弱くなる。
- 教室が快適だと外に出なくなる。
- 忍耐力が育たない。
- 昔はなかった。今の子は軟弱だ。
ということらしいです。
いやいや何を言ってるの?
ただの根性論であることがよく分かります。
そして僕はこの手の意見を見ていつも思うのは、
学校に何を期待してるの???
ということです。
まず第一に学校というのは、勉強をする場所ではなかったでしょうか?
命に関わる高温になった教室で勉強して頭に入りますか?
あえて気温が高い中で勉強することのメリットは何でしょうか?
勉強しろ勉強しろと言うのなら、
1番勉強できる場である学校でこそ快適に勉強させてあげなければならないのではないでしょうか?
これからの将来を担う大切な人材です。
ぜひとも快適に勉強していただく環境を、大人が整えてあげる義務があるのでは?
エアコンで涼しい思いをすると忍耐力が育たないというのもよく分かりません。
エアコンの有無が精神力にそこまで影響を与えてしまうのでしょうか。
エアコンをまるで悪の発明かのような考え方をしているようですが、なぜあなたたちは今エアコンが効いた部屋にいるのですか?
忍耐力は別に子供の頃にしか培われないものではありません。
仮にエアコンをつけないことで忍耐力がつくとするなら、大人だってエアコン不要で仕事をするべき、となるはずなのにあなたたちはなぜエアコンが効いた部屋で仕事をしているのですか?
また、教室が快適だと外で遊ばない、というのはどうしてでしょうか?
あっつい教室で授業を受けた後の休み時間なら外に遊びに行きやすいのでしょうかね。
むしろひと遊びしたくらいの疲労、発汗量になってしまうのでは?笑
快適な教室で勉強した後だからこそ元気に外で遊べるのではないかと僕は思います。
それでも遊びに行かないのであれば、子供ながらに「この暑さで外に出るのは危険だ」としっかり察知できているからではないでしょうか。
子供はスーパーマンではない
身体機能から考えても、子供は熱に対して大人より弱いですよね。
大人でも辛いと思う暑さなら、子供にとってはもっと辛い暑さです。
子供はスーパーマンではありません。
根拠があるのかも分からない根性論をかざして子供をいじめるのはやめた方がよいと思います。
そもそも
「暑さに耐えること」はそこまで必要なことなのか?
を改めてよく考えてみてほしいです。死者が出ているレベルなのですよ?
最後に
昔と違って今はエアコンは当たり前のものです。
生まれたときからエアコンは家にある、という子供がほとんどだと思います。
我が家でも息子が生まれたときからエアコンはつけています。
昔エアコンは贅沢品だったかもしれませんが、今やエアコンは必需品です。
その当たり前のものを当たり前のように使えない環境は異常であると僕は思うのです。
昔からそうだから、というのはエアコンに限らずよく聞きます。
しかし、「今」を見ず、「昔」にだけこだわるのはいかにも進歩のない意見です。
前に進もうという意志が感じられません。
もちろん「昔」を振り返ることは大切だと思いますが、それは「今」につなげるために振り返るべきものです。
昔はなくて辛かった。でも今の子はいいなぁ~。良い世の中になったものだ。
単にこれで済む話だと思うのです。
なぜ素直にこう言えないのか、僕には不思議で仕方ありません。
昔はこうだったとか、今の子はどうだとか、昔と今で勝負しても意味がないと思うのです。
昔は昔のやり方があったように、今には今に合ったやり方があるはずなので、思考停止せず、子供のために考えてあげたらいいのではないかと思った次第です。