優待目当てで保有していた株を売却しました
もときちでございます。
暑くてエアコンをつけています。
息子の体調も戻り、久々に保育園に行きました。
預けるときにハイタッチするのが最近のマイブームな息子ですが、早く遊びたい気持ちが先行しすぎて、ものすごい雑です。
まるで僕がハイタッチを求めているかのような対応。
「はいはいいつものタッチね。ほらよっ」
みたいな感じなんですよ。でもやらないと気が済まないようです笑。
さて、以前に紹介したイオン株ですが、一身上の都合により売却しました。
イオン株は優待が素晴らしいので是非保有をオススメしたい銘柄ですが、我が家の事情が変わったので今回売却する運びとなりました。
優待目当てで保有していた株を売るときに考える２つのこと
①特典を利用しているかどうか
イオン株は、イオン系列のお店でした買い物金額について、保有数に応じた率でキャッシュバックを受けることができる素晴らしい特典があります。
でもこれ、イオン系列のお店を利用しなければ意味がありませんよね。
我が家では普段の買い物はだいたいイオン系列のお店を使っていたので旨みがありました。
しかし、先月から妻が職場復帰したと同時に、通勤利用駅を変更したため、イオン系列のお店を使う機会が激減しました。
このように、株主優待の特典をうまく使うことができなくなったら売却を考えるべきですよね。
もちろん、将来的にまた利用するかもしれないし、とか、配当も毎年あるし損はない、と考えるのであればそのまま持っていてもいいかもしれません。
②含み損益はいくらになっているか
優待目当てだから利益が出ているかどうかなんて関係ない。
もっともな意見だと思います。
でも例えば、
その株が購入時の株価の１．５倍になっていたら、どうですか？？
もっと具体的にいうと、
１４万円ほどで購入した株が２１万円になっていたら、あなたはどう思いますか？？
この具体例はまさに僕が持っていたイオン株のことです。
僕のように「もう使わないかも」という理由があれば、迷いなく売っていいと思います。もっともっと上がるかもしれませんが、個人的にイオン株が今後２倍、３倍になることはないと思っています。
まだ特典の旨みを利用したい、という人はどうでしょうか？
特典で毎回どのくらい得しているか、という点を考える必要があると思います。
キャッシュバックが毎回数万円発生する、というような、優待を最大限利用している人にとっては、１、２年継続していれば７万円以上得するでしょう。そしてその時の株価が購入時より高ければさらにお得ですね。多少下がっていてもそれまでに得た利益を考えれば充分プラスです。
せいぜい３，０００円とか４，０００円という人にとっては、今後１０年くらい継続して初めて７万円得することになります。
１０年後の株価は想像できません。１０年間上がり続ける株ってあるのでしょうか。
また、僕のように生活環境も変わっているかもしれません。
だったら確実に利益の出る今、いっそ売ってしまうか？という考えはありだと思います。
では、特典を利用しなくなったけど、含み損が出ている場合はどうでしょうか？
これまでにいくらくらい得したのかを考え、トータルでプラスになっていれば売るべきではないかと思います。今後使うことのない特典を持ち続けるよりは、トータルではプラスだし、と割り切って売却し、そのお金で今必要な特典のある株を買うのもいいかもしれません。
トータルでマイナスの場合は、難しいですよね。
僕だったら悔しいけど売ってしまうかな、と思います。今後さらに株価が下がってしまったときのことを考え、損失が拡大しないうちに売って、あとは忘れる！
僕ならこう考えます。
他の選択肢としては、近々売るけれども、どうせならもうちょっと上がるかもしれないので待ってみる、という考えもありますよね。投資で失敗する典型的な思考だとは思いますが、結構こういう人は多いんじゃないでしょうか。そして結局塩漬けに・・・ということがないようにしないといけません。
イオンだと無理ですが、飲食券や航空券などの特典がつく株の場合は、金券ショップに売って少しでも回収するという人もいます。金券ショップにいくと株主優待券がたくさん売られているんです。
終わりに
ということで、イオン株を売却した話でした。
優待目当てとはいえ、利益が出ていたら売った方がむしろ得になることもあります。
また、今回の僕のように、使わないならサッと売る、という考えも必要ですね。
僕は今、別の株を探し中です。飲食系でお手ごろな株があればまた優待目当てで買いたいと思っています。
