パパだって頑張る。

2児のパパの子育て日記

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【変な癖】パパのへそに魅了された息子の話【口は災いのもと】

もときちでございます。梅雨がまだ明けていないのが不思議なくらい暑い日が続きますね。

 

 

今日の子供たち

 

昨日は娘が保育園から呼び出されることもなく平穏な1日でした。

今週から保育園でプールが始まったので、今日のような暑い日は絶好ですね。

息子は大喜びで保育園に行きました。

息子は気温の上昇に比例してテンションが上がるような気がします。7月生まれの夏男だからでしょうか。

 

息子の変な癖

突然ですが、皆さんはなかなか直らない「癖」はありますか?

鼻を触る、耳を触るなど、ちょっとした癖なら誰しもあるかもしれません。

 

息子には昔から、「寝るときに僕のお腹を触る」という癖があります。

なんだ可愛らしいじゃないかと思うかもしれませんが、僕にとっては早く直して欲しい癖なのです。

 

というのも、「お腹を触る」といっても、へそに指を突っ込んでグリグリしてくるのです。子供の指は細いです。爪もあります。それでグリグリくるわけです。

 

  • 寝るとき
  • 夜中目が覚めたとき
  • 明け方まどろんでいるとき

 

に主に触ってきます。

寝入っているときはさすがに触ってきませんが、よく見ると指が動いているのです。

無意識でも僕のへそを狙っているわけですね息子は。

朝4時くらいからごそごそ触り出す日もあって、寝不足にもなってしまいます。

 

毎日朝起きるとへそがヒリヒリしています。

へそをいじるとお腹が痛くなる、という都市伝説がありますが、幸い僕は腹痛に悩まされることはありません。

が、とにかく痛いのです。

 

へそはへこんでいる分、内臓にとても近い部分です。

そう考えると毎日毎日へそをグリグリされて僕の体は大丈夫なんだろうかと心配になります笑。

 

始まったきっかけ

もともと息子はおっぱいを飲むときに妻のお腹を触るのが好きでした。

昔からよく寝る子で、おっぱいを飲みながらお腹を触りながら寝落ちしてしまうのが日常でした。

 

1歳半くらいのときに卒乳したものの、お腹を触るのはやめられず、当初は妻のお腹を触って寝る日々を送っていました。

しかし、毎日毎日へそを中心に攻めてくる息子に妻はついに決別を宣告します。

もう妻のへそはボロボロだったのです。

へそに絆創膏を貼ることで息子の攻撃を防ぎ始めました。

 

 

息子は荒れました。執拗に妻のへそを狙います。

 

しかし妻はへそを絶対防御で防ぎます。そんな日々が続きました。

 

 

毎日繰り返されるへそを巡る戦い。

へそに貼った絆創膏は1歳半そこそこの手先の器用さでは上手く剥がせません。

それでも爪で健気にカリカリカリカリ剥がそうとする息子。

とても見ていられませんでした。こんな戦いに明け暮れる親子を見ていられなかったのです。

 

そんなときにした僕の言動が全てを決めてしまいました。

 

今思えば、ここであんなことを言わなければ僕のへその平和も守られていたことでしょう。

 

僕は息子がかわいそうになってしまい、つい言ってしまったのです。

 

「パパのお腹を触っていいんだよ。」

 

お腹が空いているカバの子に「僕の顔をお食べ。」と自らの顔をちぎって差し出すあのヒーローのような心境でした。

 

でも気づくべきでした。

 

あのヒーローは顔を取り替えることができるからあんな大胆なことができるんだということに。

 

僕のへそは取り替えることができないオンリーワンなのだということに。

 

そしてここから1年以上に亘り、僕のへそは息子を魅了し続けているのです。

 

僕がいるときは本当に僕のお腹を触らないと寝れなくなってしまったのです。

 

そして僕のへそはボロボロに・・・。

 

悪いことだけではない

さて、僕のへそを日々削り取っている息子の変な癖ですが、悪いことだけではなかったのも事実です。

 

この日から、息子はパパ大好きっ子になったのです。

 

 

はいはい勘違い勘違い笑。と思いましたか?

 

 

でもこれが本当なのです。

 

この日を境に息子は、親が何か手助けをする場面でほぼ必ず「パパがいいの!」と言うようになりました。

 

 

一時期は何をするにもパパがいい!パパじゃなきゃイヤっ!!となるので妻が拗ねていたくらいです。

 

 

僕のお腹を触ることで安心して眠れるので、僕に対する信頼度が上がったんじゃないかと思います。その点では良かったとも思います。

 

少しエスカレートしてきた

寝るときだけだった息子の変な癖が、いつしか寝ていないときにも現れるようになってきました。

 

一緒にテレビを見ているとき、一緒に遊んでいるとき、一緒にお風呂に入っているときなど、隙をみてさりげなく僕のお腹を触ってくるようになりました。

 

1番ひどいときは、外でも僕の服をめくってお腹を触ろうとしてきたこともあります。

 

さすがにこれはまずい・・・。

 

なにがまずいって、人間のへそは1日に何時間も触られるのに耐えられるようにはできていないはずなのです。

あと外でやるのもいけない。

 

確かに息子からの信頼度が上がったことは嬉しいです。

 

とはいえ痛いものは痛い。

 

なので最近は、ある程度のところでへそをガードするようになりました。

息子も日に日に力が強くなってくるので、

指先にしっかり力を入れてくるようになってしまったんですよね。

本当に僕のへそがどうにかなってしまうんじゃないかと不安になってきたのです。

 

そんな息子にも最近は変化の兆しが・・・

 

正直僕のへそのHPはもう残り少ない・・・と感じたので、

僕もついに息子の変な癖を直そうと動き出しました。

 

いきなりやめてもらうことは不可能と感じたので、とりあえず、触るのは寝るときだけ、という約束をしました。

それ以外で触ってきたら容赦なく跳ね除けるようにしました。

 

続けるうちに効果があったのか、相変わらず触ろうとはしてきますが、跳ね除けるとそれ以上はやってこようとはしなくなりました。

これがつい最近のことです。

 

 そしていち早く次の段階にいくために注目したのが、来月の息子の誕生日です。

 

誕生日がくる=お兄ちゃんになる

と分かっている息子です。

 

 これを利用しよう、と考えました。

 

「3歳のお兄ちゃんになったらお腹触るのやめようか?」

 

ひとまずストレートに提案します。

これでダメだったら丁寧に説明して何としてでもやめさせようと思いました。

最終的には誕生日プレゼントを増やす事だって辞さない覚悟でした。

だって僕のへそはもう限界ですから!

 

 

 

「うん。お兄ちゃんになったらもうやめるんだもんね~。」

 

 

なんということでしょう。あっさり納得してくれたのです。

 

どうやら息子にとって僕のお腹を触りながら寝るという行為は赤ちゃんの象徴のようなもので、お兄ちゃんになったらやらないもののようです。

それこそ赤ちゃんのころからの癖ですからね。息子も分かってはいるようです。

 

とりあえず約束をとりつけることができました。

果たして本当に誕生日を機にやめてくれるのか・・・。

 

日常に溶け込んでしまった癖を直すのは大変

 きっかけはどうあれ、「パパのお腹を触って寝る」というのは、息子にとってはもはや日常になっています。息子にとっては当たり前のことなのです。

 

そんな当たり前になってしまった癖を直すのは一筋縄ではいきません。

 

救いなのは、息子も「3歳になったらやめるもの」という認識をもってくれていることです。

 

約束をとりつけてからというもの、ことあるごとに確認しています。今のところ息子も誕生日を機にやめるつもりのようです。

 

ただ、本人がやめようと思っていても、当たり前に日常に溶け込んでしまった癖を直すのは大変だと思います。

なので僕も心を鬼にして来月の誕生日以後は対応しようと思っています。

 

きっかけは自分で言ったこととはいえ、ここまで長いこと悩まされるとは思っていませんでした。

 

うまくいけばあと半月ほどで終わる息子の変な癖、というお話でした。