赤ちゃん返りは困ったものだがそれはそれでかわいい
もときちでございます。
息子が花粉症かもしれず、先日検査のため採血しました。
結果が出るまでドキドキします。
注射が嫌いな僕としては、採血してもケロッとしている息子に戦慄しました笑。
妻と話をしていたら、娘(0歳)が生まれる前後で息子(2歳)が赤ちゃん返りした話になり、懐かしかったので今回は息子の赤ちゃん返りの体験談を書きたいと思います。
赤ちゃん返りの実際がどんなものなのか、ご参考にしていただければと思います。
赤ちゃん返りの兆候、現在まで続く癖
息子は気づいていた?
息子の赤ちゃん返りの1番始めはいつだったのか。
イヤイヤ期の始まりとも重なるため、なかなか推測は難しいのですが、やたらと妻のお腹を触ったりおっぱいを飲みたがる素振りを見せた時期がありました。
なんとそれは妊娠がちょうど判明する頃。もちろん息子にはまだ妹ができることは言っていない時期でした。そのときは、最近やたら甘えるな~、可愛いやつめ、くらいにしか思っていませんでした。
保育園に妊娠を報告したとき(ちょっと早めに報告したようですが)も、保育士さんは「やっぱりね~。そうじゃないかと思ってた。」とおっしゃいました。
理由を聞くと、どうもここ最近はそれ以前と比べ、息子の様子が違ったとのこと。やはり甘えるような行動が増えていたそうです。保育士さんいわく、下の子の妊娠を敏感に察知して甘えるような行動が増える子供は多いとのこと。
今思えば、娘の妊娠を1番に察知していたのは息子かもしれない、と今では考えています。
赤ちゃん返りの行動とは?
息子の赤ちゃん返りは、ある1つの行動を除き、もう落ち着いています。といっても絶賛イヤイヤ期突入中なので、物を投げたり、自分でできるはずのことをやらなくなる、といった行動は今でもしますが笑。
主なものとして、
- やたらと抱っこをせがむ(←重いので辛い)
- お腹やおっぱいを触りたがる、飲みたがる(←娘の授乳中なのに!)
- すぐに不機嫌になる(←話も聞いてくれなくなる)
- ベビーカーに乗りたがる(←娘が既に乗ってるからやめてー!)
- ママじゃないとイヤーーーーっ!!(←声がでけぇぇぇーーーー!)
こんなものでしょうか。
赤ちゃん返りの行動としてはありふれたものですね。
もう全身全霊で「かまえーーー」と伝えてきてるのが分かりました。
僕は一連の赤ちゃん返りを目の当たりにしつつ思ったことがあります。
それは、卒乳してしばらく経つとおっぱいの飲み方を忘れるんだなー、ということ。
卒乳すると、あれだけ毎日飲んでいたのがウソだったかのように、「飲み方」自体を忘れてしまうようです。娘が生まれて授乳しているとき、自分も飲みたいと言った息子に対し、妻が「飲みたいなら久し振りに飲んでごらんよ」と言ったことがありました。
言われて機嫌を良くし、おもむろにくわえましたが、なんだか納得いってない様子で、「出てこないよ?」と飲めない様子。娘は隣で喉を鳴らしながらゴキュゴキュ飲んでいるのに。
そういう風にできてるんですねー人間は。人の神秘を見た気がしました。
赤ちゃん返りへの対処
子供の赤ちゃん返りは困ったものです。かまえーーっという態度はなんだか可愛いですが笑。
僕が気をつけたことは、とにかく息子にかまうこと。
見てるよっっ!!という気持ちを目いっぱい伝えることにしました。ぐずったら抱きしめてみたり、遊びも相撲などの体が触れ合えるものを積極的に取り入れたりしました。
こういった僕の態度に対し、息子はとてもご満悦でしたよ。
今でもそうなのですが、妻はどうしても娘の方に集中しがちなので、僕は意識的に息子の方をかまうようにしています。イヤイヤ期でもあるので、そういった面でも息子中心でいこうと僕は決めました。
そんな対応をしていたら、息子にも変化がありました。
まず、ママじゃなきゃいやーーーっがいつの間にかなくなっていました。
おっぱいを飲みたがることもなくなりましたし、妻のお腹を触りたがることもなくなりました。
個人的には叱るのはダメだと思います。構って欲しい、なんで分かってくれないの?という気持ちがむしろエスカレートしてしまい、より手に負えなくなります。
愛してるぜ息子っ!!という気持ちをストレートに伝えることが赤ちゃん返りの対処法なのではないかと思います。
余談ですが・・・
その代わりなのか、パパじゃなきゃいやーーーっになりました笑。
また、僕のお腹を触りたがるようになってしまいました。
あまりの切替の早さに、妻も嫉妬しています笑。
寝るときは必ず僕のお腹を触ります。触りながら寝るんですよね。
これがいいことなのかやめさせた方がいいことなのか、今のところ分かりません。
でも僕としてはこのままでいいかな、と思っています。
なぜかというと、まず、僕がいないところでは触らずに寝れるから。保育園のお昼寝や、妻の実家に僕抜きで泊まりに行くときにはお腹を触りたがらないのです。
また、この現象は家の中限定で、外で突然お腹を触りたがるというようなことはありません。
お腹を触りたがるのは、寝るとき、寝起き、お風呂上りのときがほとんどです。
そして今では、僕は息子のこの癖を逆に利用しています笑。
「寝るときはお腹を触ってもいいよ(早く寝て欲しいので。)、でもそれ以外のときに触るなら、お勉強をしないといけないんだよ~。」と教えました。
そしてあいうえおの勉強をすることにしました。
最近では「勉強するからお腹触る~♪」とノリノリです。
おかげで「あ」~「ん」まで、少し助けが必要ですが、唱えることができるようになりました。
誰しもが赤ちゃん返りをするわけではない
僕は赤ちゃん返りというものは上の子なら皆が通る道なのかと思っていました。
でも実際には、全く赤ちゃん返りしない子もいるようですね。
僕の友人の子供は全く赤ちゃん返りしなかったそうです。
最後に
そんな赤ちゃん返りですが、要するに「パパママをとられちゃう!!どうにかしなきゃ!!」という気持ちの表れなんだと思うので、
「はっはっは!愛いやつめ。」くらいの気持ちでぎゅっと抱きしめてあげるのがいいんじゃないでしょうか。
僕も始めはイライラしがちでしたが、赤ちゃん返りがどういうものなのか理解した後は、なんだか可愛く見えてきて、赤ちゃん返りの行動も「ま、そういうもんなんだよな。むしろ今だけだから堪能しておこう。」とすら思えるようになりました。
ちなみに僕と妻の間では、たとえイライラしていても、絶対に息子に対して言わないようにしようと決めていることがあります。
それは「お兄ちゃんになるんだから」「おにいちゃんでしょ」という言葉とともに息子を否定するようなもの。
おにいちゃんであるというだけの理由で我慢させたりするのはやめよう、ということです。子供にとっても意味不明だと思うんですよね。特にまだ2歳の息子にとっては全く理解できないことだと思います。
逆に、おにいちゃんらしいことを自発的にやったら「いよっ!さすがお兄ちゃん!」と褒めるようにしています笑。
赤ちゃん返りは困ったものなのは確かです。
手に負えず途方にくれることもありました。
でも親の愛は必ず子供に伝わる!!と思い込んで、子供にしっかり伝えるようにすればいつの間にか普段の子供に戻っているかもしれませんよ。
何かのお役に立てたでしょうか。